うるう秒
うるうびょう
うるう秒とは、原子時計に基づく UTC と地球の自転に基づく世界時 (UT1) のずれを調整するために挿入または削除される 1 秒のことです。2035 年までに廃止が予定されています。
あいいーあーるえす
IERS (International Earth Rotation and Reference Systems Service、国際地球回転・基準系事業) は、地球の自転パラメータの監視、国際天文基準座標系 (ICRS) と国際地球基準座標系 (ITRS) の維持、うるう秒の決定を行う国際的なサービス機関です。パリ天文台に中央局を置き、世界中の観測局のデータを統合しています。
IERS は VLBI (超長基線電波干渉法)、GPS、SLR (衛星レーザー測距) などの観測データから地球の自転速度を精密に監視し、UT1 と UTC の差が 0.9 秒に近づくと判断した場合、6 か月前に Bulletin C を発行してうるう秒の挿入を予告します。2035 年のうるう秒廃止後も、UT1 の監視と公表は継続されます。
IERS は地球の自転速度だけでなく、極運動 (自転軸の揺れ)、歳差・章動 (自転軸の長期的な方向変化) も監視しています。これらの「地球姿勢パラメータ」(EOP) は、GPS の精密軌道決定、人工衛星の追跡、深宇宙探査機のナビゲーションに不可欠なデータです。
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うるうびょう
うるう秒とは、原子時計に基づく UTC と地球の自転に基づく世界時 (UT1) のずれを調整するために挿入または削除される 1 秒のことです。2035 年までに廃止が予定されています。
きょうていせかいじ
UTC (Coordinated Universal Time) は原子時計に基づく国際標準時で、世界中のタイムゾーンの基準となる時刻体系です。
びーあいぴーえむ
BIPM (国際度量衡局) は、パリ近郊に本部を置く国際機関で、国際原子時 (TAI) と協定世界時 (UTC) の算出・維持を担当し、世界の計量標準を統括しています。