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組織・機関

IERS

あいいーあーるえす

定義

IERS (International Earth Rotation and Reference Systems Service、国際地球回転・基準系事業) は、地球の自転パラメータの監視、国際天文基準座標系 (ICRS) と国際地球基準座標系 (ITRS) の維持、うるう秒の決定を行う国際的なサービス機関です。パリ天文台に中央局を置き、世界中の観測局のデータを統合しています。

うるう秒の決定

IERS は VLBI (超長基線電波干渉法)、GPS、SLR (衛星レーザー測距) などの観測データから地球の自転速度を精密に監視し、UT1 と UTC の差が 0.9 秒に近づくと判断した場合、6 か月前に Bulletin C を発行してうるう秒の挿入を予告します。2035 年のうるう秒廃止後も、UT1 の監視と公表は継続されます。

地球姿勢パラメータ

IERS は地球の自転速度だけでなく、極運動 (自転軸の揺れ)、歳差・章動 (自転軸の長期的な方向変化) も監視しています。これらの「地球姿勢パラメータ」(EOP) は、GPS の精密軌道決定、人工衛星の追跡、深宇宙探査機のナビゲーションに不可欠なデータです。

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