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基本概念

GMT

じーえむてぃー

定義

GMT (Greenwich Mean Time、グリニッジ標準時) は、イギリスのグリニッジ天文台を通る本初子午線 (経度 0 度) における平均太陽時です。1884 年の国際子午線会議で世界の時刻基準として採用され、1972 年に UTC が導入されるまで国際標準時の役割を果たしていました。

GMT と UTC の違い

GMT は天文観測 (地球の自転) に基づく時刻系であり、地球の自転速度の不規則な変動の影響を受けます。UTC は原子時計に基づく時刻系であり、うるう秒で天文時との差を調整します。日常的にはほぼ同じ時刻を示しますが、科学的な定義と精度において根本的に異なります。現在、正式な国際標準は UTC であり、GMT は慣習的・歴史的な呼称として残っています。

現在の使用状況

イギリスでは冬季 (10 月最終日曜〜3 月最終日曜) の標準時として GMT が公式に使用されています。夏季は BST (British Summer Time = UTC+1) に切り替わります。航空業界や一部の国際機関では、UTC の代わりに GMT や Z (Zulu time) が慣習的に使われることがあります。プログラミングにおいては、GMT と UTC を同義として扱うライブラリが多いですが、厳密な時刻処理では UTC を使用すべきです。

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