GMT
じーえむてぃー
GMT (グリニッジ標準時) は、イギリスのグリニッジ天文台を基準とする時刻系で、UTC の前身として歴史的に使われてきた世界の時刻基準です。
しごせん
子午線 (meridian) は、地球の北極点と南極点を結ぶ仮想的な大円の半分 (半円) です。地球上の任意の地点を通る子午線が 1 本存在し、その子午線と本初子午線 (経度 0 度) との角度がその地点の経度を定義します。「子午」は中国の十二支で北 (子) と南 (午) を意味し、南北を結ぶ線であることを示しています。
本初子午線 (Prime Meridian) は経度 0 度の子午線であり、1884 年の国際子午線会議でイギリスのグリニッジ天文台を通る線に定められました。この決定により、世界の経度体系とタイムゾーン体系の基準点が確立されました。現在の国際的な基準は IERS Reference Meridian であり、グリニッジ天文台の歴史的な線から東に約 102 メートルずれた位置を通ります。
地球は 24 時間で 360 度回転するため、経度 15 度 (= 子午線 15 本分) ごとに 1 時間の時差が生じます。同じ子午線上の全地点は同じ太陽時を共有し、太陽が同時に南中します。タイムゾーンは理論上、隣接する子午線 15 本分の幅 (経度 15 度) で区切られますが、実際の境界は国境や行政区画に沿って引かれるため、子午線とは一致しません。
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