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制度・規則

サマータイム (DST)

さまーたいむ

定義

サマータイム (Daylight Saving Time, DST) は、日照時間が長い季節に標準時を 1 時間進める制度です。DST を実施している間の時刻には専用の呼称が付きます。英国では British Summer Time (BST)、中欧では Central European Summer Time (CEST) がそれにあたり、西欧は WEST、東欧は EEST と使い分けます。目的は夕方の明るい時間を増やし、照明エネルギーの消費を抑えることでした。

仕組み

北半球では通常 3 月の第 2 日曜日 (米国) または最終日曜日 (EU) に時計を 1 時間進め、11 月の第 1 日曜日 (米国) または 10 月の最終日曜日 (EU) に 1 時間戻します。切り替わる時刻の決め方は地域で異なります。米国では各地の時計が深夜 2 時になった時点で切り替わり、春は 2:00 が 3:00 に飛び、秋は 2:00 が 1:00 に戻ります。EU は現地時刻ではなく全域同時 (01:00 UTC) に切り替えるため、中欧では 02:00 CET が 03:00 CEST に、東欧では 03:00 EET が 04:00 EEST になります。

採用状況

約 70 か国が何らかの形でサマータイムを実施していますが、アジア (日本、中国、韓国、インド等) やアフリカの大部分、南米の多くの国では実施していません。季節ごとの切り替えをやめた国もあります。ロシアは 2014 年に切り替えを廃止して恒久的な標準時に移り、トルコは 2016 年に 1 時間進めた時刻をそのまま恒久化しました。EU は 2019 年に廃止の方針を打ち出しましたが、2020 年代半ばの時点でも加盟国間の調整が続いており実施には至っていません。

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